ACTION PLAN
行動計画(方針)
ロータリーのACTION PLANについて
学びましょう!
注)このサイトではロータリーの ACTION PLAN「行動計画」を「行動方針」と読み替え使用しています。「PLAN」の和訳を「計画」としてしまうことによる誤解、またわかりにくさを解消するために使用しています。下記に示します「4つの優先事項」は、クラブの活動を計画、実践する上での基となるロータリーの「方針」であるという理解に基づいています。
ロータリーのACTION PLAN 行動計画(方針)は、これまでの成功を礎とし、ロータリーが今後も成長を続け、人びとをつなぎ、末永く続くインパクトをもたらすための将来の方向性を決めるものです。
ACTION PLAN 行動計画(方針) の優先事項の目標についてクラブや地区で話し合い、その結果を基に独自の戦略を立て奉仕プロジェクトに繋げましょう。
次年度RI会長のステファニー・アーチック氏はロータリーの ACTION PLAN 行動計画(方針)を推進することを24-25年度の重要な目標としています。また、国際ロータリーの理事会は活動の継続性を重要な課題と位置づけ、3カ年計画の策定を地域、地区、またクラブに推奨しています。また各地域にACTION PLAN CHAMPION(アクションプラン推進者)を設けました。地区やクラブにおいてもこの役割を担う人の選任を求めています。
クラブリーダーはクラブの活動を ACTION PLAN 行動計画(方針)に照らし、新設また見直すことで、より時代にあったクラブ作りと奉仕活動の実践ができます。
では、クラブはどのようにメンバーの理解を高めれば良いのでしょう?
RIのアクションプランリーダーによって示された下記の手順に従って進めることでスムーズな理解に加え、
プロジェクト立案にまで結びつけることができます。
【準備編】
まず動画を見てアクションプランの概要を理解しましょう。
Step 1
(クラブの調査と基礎知識の習得)
クラブの健康チェックをしてみましょう
自クラブの評価をしてみましょう。クラブの現状を客観的に分析することが重要です。下記のフォーマットをダウロードし、各項目を埋めていくことでシンプルでわかりやすい分析ができます。
会員の満足度調査をしてみましょう
会員のクラブに対する満足度を調査することも新しい奉仕計画を策定する上でも大切なことです。
満足度調査をおこなう方法は2つあります。
【方法1】紙のアンケート用紙を会員に配布して回答してもらい、回収、集計をおこなう方法です。
【方法2】PCやスマホ等からWEBアンケートにアクセスして回答してもらう方法です。配布や集計が楽にできます。
【方法2】リンク先の「コピーを作成」のボタンを押して出来上がったアンケートを必要に応じて編集、配布してください。Googleのアカウントが必要です。またGoogleFormというアプリを使用していますが、使い方は「グーグルフォーム 使い方」などで検索してください。(検索の際は有料サイトへの誘導にご注意ください。グーグルフォームはGoogleアカウントをお持ちの方なら無料で使用できます)
ラーニングセンターで知識をさらに深めましょう。リンクからロータリーラーニングセンターにアクセスし、レッスンを受けて下さい。クラブがより大きなインパクトをもたらし、参加者の基盤を広げ、参加者からの積極的なかかわりを促し、適応力を高めるために、ロータリーの行動方針がなぜ大切なのかを学びましょう。参考資料もここからダウンロードが可能です。
その他にもクラブメンバーに行動方針について理解をしてもらうためのツールがあります。
最適なツールを見つけ、メンバーがそれぞれの分野での行動方針を理解できるよう促しましょう。
Step 2
「4つの優先事項」を理解しましょう
ACTION PLAN 行動計画(方針)の4つの優先事項
より大きなインパクトをもたらす
インパクトをもたらす奉仕プロジェクトの第一は「ポリオ根絶」です。ポリオを根絶し、培われた資産を次のインパクトある奉仕活動につなげます。
他にもクラブのある地域社会においてどの問題が最も緊要かを知り、また中心となる意思決定者を見つけ効果的な奉仕プロジェクトを実施して下さい。そのためには地域調査を実施することも重要です。
奉仕活動の焦点を定めることも重要です。
クラブの奉仕活動を見直し、どの部分を簡素化または廃止できるかを決定しましょう。そうすることで、クラブはインパクトをもたらすことができる意義ある活動により多くの時間を充てることができます。持続可能で測定可能な成果をもたらすプロジェクトに資金を提供できるよう、グローバル補助金または地区補助金を申請しましょう。
プロジェクトの実施前と実施後に評価を行うようにしましょう。この目的は、活動する地域社会で測定可能かつ末永くつづく変化をもたらすためには何ができるのかを知ることです。
短い動画を見て概要を理解しましょう
参加者の基盤を広げる
クラブの会員増強に加え、地域社会の新しいグループと協力の可能性を探る。私たちはよりインクルーシブとなり、ロータリーの参加者の基盤を広げるために、多様なグループの人たちとロータリーの価値観を分かちあい、ロータリーの力を体験してもらう新たな方法を生み出しましょう。
地区で新クラブの設立を検討する。多様な関心、背景、ニーズをもった人びとを迎え入れるクラブをつくるため、ロータリーの柔軟なクラブモデルを生かしましょう。新クラブは、ロータリーの中核的価値観を取り入れ、会員に価値を提供するよう努めなければなりません。
クラブや地区がいかに変化をもたらしているかについて、説得力のあるストーリーを伝える。
ブランドリソースセンターにある「世界を変える行動人」の資料やそのほかのリソースでは、メディア、ソーシャルメディアや地域社会で、クラブと地区のインパクトを紹介する方法を説明しています。
公共イメージの向上により、同じような考えをもった人びとに魅力を感じてもらい、奉仕の新しいパートナーシップを築くことがより強固で多様なネットワークを築くことにつながります。
参加者の積極的なかかわりを促す
人として、また職業人として重要な価値を現会員に提供することに注力する。クラブでの経験において重要なこと、クラブの成長、ロータリーを通じた個人的な成長についてクラブ会員に意見を聞くためのブレインストーミングやアンケート調査を実施するのも一案です。
ロータリーと関わるすべての人を「参加者」とみなす。これらの参加者に、新しいアイデアや考えを紹介してもらう機会を設けましょう。また、ロータリーへの入会に至るか否かに関わらず、引き続きロータリーへの参加を促しましょう。そうすることで、参加することの重要性を示し、ロータリーの活動を支援しようというインスピレーションを与えることができます。
会員や参加者のリーダーシップスキルやその他のスキルの向上を目的に、ロータリーのラーニングセンターから各種のオンラインコースを利用する。
適応力を高める
クラブ会員やほかの参加者と、革新性に関するフォーラムやブレインストーミングを行い、地域社会での新しい活動や奉仕プロジェクトのアイデアを募る。
革新的方策を取り入れたり、組織の刷新に成功した実績をもつほかの団体やクラブに連絡をとり、自分のクラブに生かす方法を学びましょう。新しいアイデアを試すため、少額の資金を確保しておく。成功した取り組みをさらに発展させ、成功には至らなかったものについて詳しく記録しておきましょう。
クラブ内の役職、手続、タスクについて見直し、より効率的な方法を考える(責務の削減、統合、削除または異なるテクノロジーの使用など)。
引継ぎ計画を策定する。今後数年間の次期リーダーと協力するようクラブ会長、地区ガバナー、その他の役員に奨励する。こうすることで、各年度のリーダーが協力し、複数年にわたる地区全体での成功に導くことができるでしょう。
4つの優先事項についてさらに知識を深めるため、以下のファイルもご覧下さい
Step 3
(行動計画に基づくクラブ戦略計画の立案)
行動計画(方針)を理解したら戦略計画を立案しましょう
新たな奉仕活動プロジェクトを実行する場合、この戦略立案フォーマットから始めることが重要です。
既存の奉仕活動についてもACTION PLANに照らして見直しが必要な箇所が出てくるかも知れません。
最初は使い慣れない言葉に戸惑うかも知れませんが、記入することで何が必要かが明確になってきます。
Step 4
(奉仕プロジェクトの立案と広報)
アクションプランと戦略計画に基づいた実際の奉仕プロジェクトを立ち上げましょう。
すでにある奉仕プロジェクトも実施方法を変える必要があるかもしれません。
奉仕プロジェクトの立案、変更のアイデアは下記のマイロータリーのコンテンツを参考にしてください。
奉仕プロジェクトを多くの人に伝え、参加を促したり、理解を得るために
ロータリーのコミュニケーションガイドを参考にしてください。
Step 5
(国際ロータリーとの共有)
奉仕プロジェクトを実行したら、その情報を国際ロータリーと共有して下さい。
このページのURLをご自分のPCや関係者に送信する場合は下記をタップして下さい。(それぞれアプリが立ち上がります)